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HIROSHIGOTO

メモとか画材とか走り書き

最期の朝

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いつもの時間に家を出て

いつもの道を通って

いつものおじいちゃんとわんこが散歩していて。

 

道路の隅っこに猫がいて。

 

 

今日は少し違う景色。

猫さん朝からのんびりだね、ご挨拶しようと思ったが

なんだかいつもと違う雰囲気。

 

おじいちゃんとわんこも足を止めている。

 

血溜まりに座る猫。

 

君、轢かれたんだね。

 

新興住宅街と旧住宅街を横断する広い抜け道。

ここは見通しもよく横断歩道もないから車がすっ飛ばすポイント。

 

君、轢かれたんだね。

 

前足を丸めて目は血で埋もれてしまっている。

ひたすらすみっこに丸まって一刻を戦っている。

 

「この子怪我してますね」

「こりゃ轢かれちまったな」

おじいちゃんとわんこと私で猫を囲む。

 

この朝じゃ獣医さんもまだ連絡できない。

連絡したとしても痙攣が始まっている。

 

前に友人の犬が熱中症になったとき

車の中で痙攣始めてしまって、手遅れになったのを思い出しました。

獣医さんに「痙攣や泡を吹く前だったら助かったかもしれない」って。

 

痛いね、苦しいね。

いいよ、電車余裕あるからここに居るよ。

看取ってから、あとのことをおじいちゃんがしてくれるとのことで

申し訳ないながらもお願いしてきました。

こんな最期で悔しかろうに。

 

普段見かけない猫だったので

どこかの飼い猫か、新参者だったのかもしれないです。

といっても首輪もなく、野良っぽさがあったので、新参者だったのかな。

 

何にせよ、閑静な住宅街で人が居なくても

どんなに見通しが良くても

 

だからこそゆっくり走って欲しいと思いました。

もちろん意図して轢いたわけじゃないでしょう。

朝から悲しい出来事でした。

 

この住宅街には緑もおおく、猫も入ればタヌキも居ます。

近所の犬がセルフ散歩していることもしばしば。

事故はいやだなあ。

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